予防接種

予防接種は、感染症の発生や重症化を防ぐために行われる医療行為です。ワクチンを接種することで、体内に免疫をつけ、特定のウイルスや細菌に対して抵抗力を高めることができます。予防接種は、個人だけでなく、社会全体の健康を守るためにも重要です。

以下の予防接種の種類をクリックすると、詳細ページに移動します。

梅が丘内科とアレルギーのクリニックで受けられる予防接種

インフルエンザ

インフルエンザは毎年冬に流行する呼吸器感染症です。予防接種を受けることで、インフルエンザに感染するリスクを減らすことができ、もし感染した場合でも、重症化を防ぐ効果があります。特に高齢者、子供、妊娠中の方や基礎疾患を持つ方々にとっては、インフルエンザワクチンの接種が推奨されています。

インフルエンザを接種することで「かかりにくくなる」「かかっても軽くすむ」ことが目的に接種します。重症化すると脳炎や肺炎をおこしやすく、かぜとは異なります。特に抵抗力の低いお子さんや高齢者の方は、接種をして備えておくことをおすすめします。

12歳までのお子さんご家族の方へ。重症化を予防するのに必要な免疫ができるのは、2回接種して2週間ほどたったころです。

  • 生後6か月以上~12歳まで: 2回
  • 13歳以上: 1回

流行はその年によって異なりますが、インフルエンザが最も猛威をふるうのは、12月下旬~2月の寒さが厳しいときにピークを迎えます。インフルエンザ接種をして免疫ができるまで1~3週間程度かかりますので、ピークの前までに備えておきましょう。梅ヶ丘内科とアレルギーのクリニックでのインフルエンザ予防接種の開始と情報は【梅が丘内科とアレルギークリニックからのお知らせ】のページから詳しいことをお伝えしていきます。

インフルエンザワクチンの接種は、以下の時間で予約を受け付けております。

インフルエンザワクチンは、予約不要です。直接来院いただければ、接種いたします。ただし、以下の時間帯は予約も受けてけています(予約なしでもよろこんで接種させていただきます)

予約受付時間

  • 火曜日午後
  • 水曜日午後
  • 土曜日午後

予約不可の時間帯: 午前中、月曜日午後、金曜日午後:直接来院いただけければ同日接種いたします。

原則、すべての診療時間内(火曜日午後、水曜日午後、土曜日午後を含む)において、予約なしで接種可能です。
(ただしワクチンがなくなり次第終了となります)

今後の予約枠については、随時お知らせいたします。ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、肺炎や髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌です。特に高齢者においては、肺炎球菌感染症が重篤化するリスクが高いため、ワクチン接種が推奨されています。肺炎球菌ワクチンを接種することで、感染を予防し、肺炎の発症や重症化を防ぎます。

高齢肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は鼻やのどの奥につきやすい細菌です。免疫力が低下したり、かぜをひいた後などに肺炎球菌による感染症(肺炎・髄膜炎・菌血症/敗血症・中耳炎、など)を発症することがあります。

【肺炎球菌に注意の必要の方】

  • 5歳未満(とくに2歳未満)の乳幼児は免疫機能が未発達で、免疫機能がうまくできずかかりやすいです。
  • 65歳以上の方は免疫機能が低下し始めるので、感染症にかかりやすくなっています。
  • 糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などの慢性疾患を持つ方
  • 病気の治療中などで免疫抑制状態にあり免疫力が低下している方
  • たばこを吸っている方

接種後、効力は5年持続します。ゆえに、5年ごとに接種をされる方が多いです。

平成26年10月より「高齢者の肺炎球菌感染症」の定期接種がはじまりました。各市町村より助成制度を行っています。【定期接種に該当する方】

  • 65、70、75、80、85、90、95、100歳となる年度に属する方
  • 60歳以上65歳未満で心臓、腎臓呼吸器の機能障害、HIVによる免疫機能障害があり、その程度が身体障害1級に該当する方

【名古屋市の方】

  • 名古屋市の方は定期接種に該当しない年度でも65歳以上の方は助成で接種できます。
  • 自己負担金4000円(助成は1度だけです)
  • 詳しい問い合わせは名古屋市健康福祉局 健康部 保健医療課 予防接種電話相談窓口: 052-972-3969

名古屋市高齢者向け高齢者肺炎球菌ワクチン接種の詳細はこちら

名古屋市からのお知らせは
こちら

乳幼児予防接種(定期接種)


乳幼児に対しては、以下の定期接種が行われます。
名古屋市の子どもの定期予防接種について詳細はこちら

  • ヒブ(インフルエンザ菌b型):髄膜炎や肺炎など重篤な感染症を予防します。
  • 肺炎球菌:肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす肺炎球菌感染症を予防します。
  • 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ):これらの感染症から子供を守るための混合ワクチンです。
  • MRワクチン(麻疹・風疹):麻疹(はしか)と風疹の両方を予防するためのワクチンです。
  • 水痘(みずぼうそう):みずぼうそうを予防し、発症した場合でも重症化を防ぎます。
  • 日本脳炎:蚊を媒介とする日本脳炎ウイルスから子供を守るワクチンです。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜは耳下腺の腫れや痛みを伴う病気で、まれに重篤な合併症を引き起こします。ワクチン接種により予防が可能です。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスの感染を予防します。特に乳児期に接種することで、生涯にわたる肝炎リスクを低減できます。

ロタウイルスワクチン

乳幼児の急性胃腸炎を引き起こすロタウイルスの予防接種です。重症化を防ぐ効果があります。

風疹ワクチン(MRワクチン)

風疹は、風疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。特に妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こすリスクがあるため、予防接種が重要です。当クリニックでは、風疹単独のワクチンではなく、麻疹(はしか)と風疹の両方に効果のあるMRワクチンを使用しています。

風しん予防接種

名古屋市では、先天性風しん症候群を予防するために無料でワクチンを推進しています。抗体検査を実施して、名古屋市の基準として(女性と男性は異なります)、抗体の値を調べるために採血を行います。抗体検査の結果のある方はお持ちください。抗体検査の採血は自己負担(2,200円)となります。MRワクチン自費6,900円。抗体検査のデータがあれば、採血は不要です。

【対象者は名古屋市に住民票のある方で】

  • 妊娠を希望する女性
  • 妊娠を希望する女性のパートナー
  • 妊娠中の女性のパートナー

詳しい問い合わせは名古屋市健康福祉局 健康部 保健医療課 予防接種電話相談窓口 052-972-3969
梅が丘内科とアレルギーのクリニックでも接種できます。予約: 052-800-4680

コロナウイルス(COVID-19)

新型コロナウイルス(COVID-19)は、2020年に世界的なパンデミックを引き起こした感染症です。現在では複数のワクチンが開発され、接種が広く行われています。コロナワクチンを接種することで、感染を防ぎ、感染した場合でも重症化や入院リスクを低減させる効果が期待されています。ワクチン接種は、集団免疫の形成や感染の拡大を防ぐためにも重要です。

コロナワクチン2024-2025(ファイザー製)

名古屋市の補助を受けられる方は、2024年10月15日から2025年1月31日までの期間でご予約ください。

対象者

  • 名古屋市に住民票がある65歳以上の方
  • 基礎疾患をお持ちの60歳から64歳の方

料金

  • 補助あり:3,200円(税込)予定
  • 補助なし:15,500円(税込)
    ※10月1日より価格改定

名古屋市高齢者向け新型コロナワクチン接種の詳細はこちら

名古屋市からのお知らせは
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ご注意ください:
コロナワクチン接種は ご予約不要です。当日ご来院いただき受付にてお手続きをしていただくだけで、スムーズに接種を受けていただけます。