よくある質問

疑問と不安に
お答えいたします
治療に関してよくいただくご質問です。カテゴリー別にご質問と回答を掲載しております。
ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
診察
空いている時間帯はいつですか?
当院の診察が比較的空いている時間帯についてご案内いたします。
当院では月曜日、火曜日、水曜日の16:00-17:00(18:00を過ぎると急にこみあいます)の診察、及び土曜日8:30-9:00(9:30を過ぎると急にこみあいます)の時間帯の診察については比較的速やかにご案内することができます。
※上記はあくまで参考の情報となります。
担当医・天候・祝日等の影響で上記の時間帯も混みあうことも予想されます。あらかじめご了承ください。
梅が丘内科とアレルギーのクリニック連携病院はどちらですか?
地域の中核病院と連携をとる『病診連携』の体制
梅が丘内科とアレルギーのクリニックでは、診療にあたってより高度な検査や医療が必要だと判断される場合には、地域の中核病院と連携をとる『病診連携』の体制を整えています。
梅が丘内科とアレルギーの
クリニック連携病院
漢方薬は処方していただけますか?
当院では、漢方治療を行っています。漢方には未病という概念があります。未病とは、病気と言うほどではないけれど健康とは言えない状態を指します。未病の段階では、いろいろな兆候はあるものの、検査をしても異常が見つからなかったり、取り立てて日常生活には支障がありません。未病の段階で、臓器にこだわらず、全身の状態をととのえるのが大事です。多くの場合、なんらかの症状を伴い、その場合は、保険で治療できることがあります。詳しくは医師にご相談ください。
アレルギー科
喘息の治療は?
慢性の気道炎症にたいして、吸入ステロイドの有効性が明らかです。症状が強い場合は気管支拡張剤との合剤を使用する場合もございます。吸入方法は吸入レッスンサイトに動画があります。
喘息の原因はなんですか?
慢性的な気管支の炎症です。炎症の原因はさまざまですが、大きくアレルギー性と非アレルギー性に分かれます。多くの場合、ひとつだけでなく、いくつかの要因が重なり、気管支に炎症をおこすことが多いです。
アレルギー性の慢性的な 気管支の炎症の原因 |
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非アレルギー性の慢性的な 気管支の炎症の原因 |
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喘息はなおりますか?
発作がなく、普通の生活が治療により可能です。残念ながら今のところ完全には治りません。具体的に言うと喘息患者さんは気道が普通の人に比べ発作がない時でも生まれつき敏感なようです。その意味では完全に治るという事は難しいと思われます。しかしがっかりすることはありません。喘息の発作がおこる原因を100とすると、うまれつきの敏感さは5程度です。風邪、気温、乾燥、アルコール、喫煙、粉塵、アレルギーなどさまざまな要因で、気道が炎症をおこし、敏感になり、喘息をおこします。逆に言えば、気道の炎症をしっかりとおさえれば、症状がでるれべるまでの気道の腫れはおさえることができるでしょう。これを専門用語で寛解といいます。一般的な感覚では、発作がおこらなければ、患者様は全く困らずに普通の生活ができるのですから、治るというのに近いものがあると思います。
ただし、喘息でもごくまれに、単一の原因でおこっていることがあります。例えば、ソバ喘息のようにソバを食べないことや、ソバガラの枕を避ければ薬物治療しなくても喘息が再発せずすむ場合もありますが、アレルギーのもと(アレルゲンといいます)が1つだけしかない患者さんは、むしろ珍しく普通いくつものアレルゲンをもっています。加えてカゼのようにアレルギー以外にも喘息を悪化させるきっかけがいっぱいあります。したがって毎日の日常生活管理と定期的な薬物療法が必要となります。逆に言えば、日常生活管理と薬物療法が、きちんとコントロールされた患者様は、全く、健康な人とかわらない生活がおくれていることがほとんどです。
喘息ってどんな病気ですか?
空気の通り道である気道が炎症(腫れている)をおこしている病気です。
喘息は空気の通り道である気道に炎症がおこる病気です。炎症と言う言葉聞き慣れないかもしれません。皮膚でいうと、ケガをして膿むと赤く腫れますし、虫にさされると腫れてかゆいです。これらは、皮膚に炎症をおこしているといえます。気道に炎症がおこると、気道が腫れて、咳がでることもありますし、腫れがひどいと、空気の通り道がせまくなり、呼吸困難をこします。皮膚の炎症の原因がぶつかったり転んだり、虫刺されたり、色々あるように喘息(気道の炎症)の悪化刺激の原因にも色々あります。その1つがアレルギーです。またカゼも悪化の原因の1つです。喘息の原因はアレルギーだけではないということです。
呼吸器科
咳喘息とはなんでしょうか?
名前をみると、咳と喘息にわけることができます。すなわち、咳喘息も喘息なんですね。気管支喘息と咳喘息の違いはなんでしょうか?気管支喘息とは、いわば気管支の喘息です。気管支の炎症があると、ゼーゼーいいますよね。咳喘息というのは、咳だけの喘息です。ですから、気管支の所見があってはいけません。ゼーゼーといわない喘息です。喘息とは気道の過敏性(ようするにちょっとした刺激で咳や喘鳴がでてしまう)を主体とした、慢性の疾患とされています。昔は喘息とはゼーゼーいうものといったイメージがありましたが、ゼーゼーいわなくても、気道の過敏性(ようするにゼーゼーはいわないけどもちょっとした刺激ですごい咳がでる)のあるもので、慢性的な咳嗽で気道過敏性があるものは喘息と同じではないかということです。ただし、ゼーゼーいわないので、気管支喘息というのもということで、咳喘息としようといったことではないかと思います。”咳喘息の治し方は”とよくご質問いただきますが、咳喘息の治療は基本は気管支喘息と同じです(治療期間などに若干の差はありますが)。