ペインクリニック

ペインクリニックでは、慢性的な痛みや急性の痛み、または従来の治療で改善が見られなかった痛みなど、日常生活に支障をきたすさまざまな痛みの原因を専門的に診断し、最適な治療をご提供いたします。
星状神経節ブロックや神経ブロック療法、薬物療法、リハビリテーションなど、さまざまな治療法を組み合わせ、患者様お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を立案いたします。

診療は、ペインクリニックで豊富な経験を持つ木村医師が担当いたします。患者様の症状に寄り添いながら、痛みの緩和と生活の質の向上を目指してまいります。

診察日と内容

診療項目日時予約の有無
診察・お薬の処方毎週月曜日 午後、
第1・第3・第5土曜日 午後
予約不要
トリガーポイントブロック毎週月曜日 午後、
第1・第3・第5土曜日 午後
予約不要
星状神経節ブロック・神経ブロック担当医の判断による(施術は予約制)初診時に診察後、次回施術予約を調整
硬膜外ブロック当院では実施しておりません

当ペインクリニックの特徴

予約なしで診察可能:月曜日午後および第1・第5土曜日午後に、診察やお薬の処方、トリガーポイントブロックの治療を予約なしで行います。急な痛みの方も対応しますので、ご安心ください。

神経ブロック(星状神経節ブロック)について:施術後ベッド上安静、場合により酸素投与が必要なため、初診時にはまず診察を行い、そこで施術の予約を取る形となります。

硬膜外ブロック:当院では、入院施設がないため硬膜外ブロックの施術は行っておりません。

ブロック注射の頻度について(当院の方針)

当院のペインクリニックでは、麻酔科専門医・ペインクリニック経験豊富な医師が診療を担当しています。
診療は週1〜2回の体制で行っており、重症例も受診可能です。
来院時には可能な限りブロック注射を行いますが、毎日の施術が必要となるケースでは、その後の治療方針を相談のうえ、連携先医療機関へご紹介しています。

疾患別:神経ブロック注射の一般的な回数と頻度

以下は、ガイドラインや一般的な臨床経験に基づいた目安です。
症状や病状によって異なりますので、個別の診断のうえで最適な治療計画を立案いたします。

疾患頻度の目安備考
帯状疱疹(急性期)数日おき〜毎日強い痛みでは早期の神経ブロックが推奨されます
帯状疱疹後神経痛(PHN)週1回程度薬物療法やリハビリと併用します
坐骨神経痛・腰下肢痛週1回〜隔週症状が強い場合は連続施術もあります
三叉神経痛週1〜2回薬物療法との組み合わせが一般的です
頚椎症性神経根症・頚部痛週1回〜隔週神経根ブロックや星状神経節ブロックを用います

よくあるご質問(Q&A)

Q. 重症例も診てもらえますか?
A. はい、受診当日には可能な限りブロック注射を行います。ただし、毎日通院が必要な場合は、その後の方針を相談し、連携先をご紹介します。
Q. ブロック注射は何回くらいで効果が出ますか?
A. 1回で効果が出る方もいますが、数回繰り返すことで効果が安定することが多いです。
Q. 週に何回くらい受ければ良いですか?
A. 帯状疱疹では数日おき〜毎日必要な場合もありますが、坐骨神経痛や頚椎症性神経根症では週1回〜隔週程度が一般的です。

症例紹介(イメージ)

  • 症例1:帯状疱疹(60代女性) — 初診時に神経ブロックを実施。週2回の通院で痛みが軽快し、帯状疱疹後神経痛も軽度で済みました。
  • 症例2:坐骨神経痛(60代男性) — 神経根ブロックを週1回で3回行い、歩行が改善。内服薬も減量できました。
  • 症例3:帯状疱疹の重症例(80代男性) — 強い痛みで毎日の施術が必要と判断。初診日に当院で施行後、麻酔科医が常勤するクリニックへ紹介しました。

当院の方針

来院当日にはできる限りブロック注射を実施いたします。
ただし、週1〜2回以上の頻回の施術が必要な場合には、患者様と相談のうえ、連携先へご紹介しています。
「自分の場合、どのくらいの間隔で必要なのか?」とお悩みの方は、まずは当院にご相談ください。
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